M&Aについて

歴史

日本

1970年代はじめ
背景 旧財閥を中心とした企業の間での競争激化
特徴 大企業同士の水平合併(国またはメインバンク仲介によるもの)
ケース 八幡製鉄と富士製鉄(戦後最大の合併)→新日鉄の誕生
当該ケースにおける意義 規模の経済による競争力強化
1970年代後半~80年代前半
背景 大店法が施行
特徴 垂直統合・資本参加による流通再編を目的としたM&A
M&A関連 我が国におけるM&Aの幕開け
ケース ダイエーによるサンコーへの資本参加
当該ケースにおける意義 業務提携による流通の再編
1980年代後半~90年代前半
背景 バブル経済
特徴 グローバル化に対応したM&A
M&A関連 M&Aアドバイザリー業務がビジネスとして成立
ケース ソニーによるコロンビア・ピクチャーズの買収など
当該ケースにおける意義 1. グローバル化
2 . ハード企業であるソニーが、ソフト企業を買収することでシナジー効果を期待した。
1990年代後半~2000年代
背景 バブル崩壊による事業再編、M&A関連法案の整備
特徴 「選択と集中」のためのM&A、戦略的M&Aの本格的増加
M&A関連 独禁法改正にはじまる関連法案の成立
ケース JTによるRJレイノルズ(タバコ事業会社)の買収
当該ケースにおける意義 規模の拡大を狙った戦略的買収。これによりJTはタバコ事業において世界3位となる。

米国

1960年代~70年代
背景 多角化推進の経営理論の流行
特徴 コングロマリットの急速な増加と行き詰まり、大規模なM&Aブーム
ケース GEによる他業種、多業務への積極的参入
当該ケースにおける意義 1. 経営多角化によるリスクマネジメント
2. 内部資金市場の構築
1980年代前半
背景 過剰な多角化戦略の失敗
特徴 コングロマリット経営の解体、リストラクチャリングM&A
M&A関連 我が国におけるM&Aの幕開け
ケース GEによるコア事業以外の事業売却
当該ケースにおける意義 不採算部門の清算、経営効率化
1980年代後半
背景 国際競争力の低下、独禁法の緩和、買収資金調達手段の多様化など
特徴 マネーゲームとしての M&A、LBO全盛時代
M&A関連 M&A関連法案の整備
ケース ファイザーによるワーナー・ランバート買収
当該ケースにおける意義 高収益部門の確保を目的とした、ワーナー・ランバートに対する敵対的買収
1990年代~2000年代
背景 グローバル化の進展
特徴 クロスボーダー M&A案件の増加、戦略的M&Aの拡大、巨大M&A案件の増加
ケース AOLとタイムワーナーの合併→AOLタイムワーナーの誕生
当該ケースにおける意義 従来メディアと新メディアの提携による、シナジーの創出。複合巨大メディア企業化。